- おとなになってゆく
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2023.12.29 Friday
友人に会うとすぐ当時に戻ってしまうし、
おとなの顔をしなくても許してくれる存在が家族だし、
趣味の世界ではいつまでも「まだ若いんだから」と言われるし。
それでもやっぱり順当に年を重ねています。
それは「最近の若者」を見たり、
「みんな」よりも「自分」を優先するときに意固地という言葉が思い浮かばなくなったり、
未来を思うときにに希望よりも寂寞感をおぼえたりする、
そんな実感があるから。
「まだ若いんだから」って言ってくれる人がいても、一般的にはそれで許されると思っていてはいけない年代という自覚がそろそろ芽生えてきている。
でもまだまだ他者に対して許容力はないし、正義感や理想といったものに固執してしまうこともあるし、「長い目」や「余裕」は持てずにいる。
老衰ではなく老熟が目標。そして悟りたい一方でいつまでも好奇心は持っていたい。
それこそ「あのときは若かったな」って頃から大好きなアーティストが、
おとなになって願うことといえば健康なからだ、膨大な知識と歌っていて、当時はよくわかっていなかったのに、今ものすごく共感。
健康なからだをもっていること、少しでも多く知識を増やしていくこと、それはいつまでも継続する目標です。
2023年もありがとうございました。
- やまことば
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2023.12.17 Sunday
山脈というと、山の連なっている様子、複数の山が連なって、それを断面的に見たときの上部のラインが脈拍の記録のように波線になっているということなのだよね。
私が今探しているのは、緑に彩られた山々の、動脈のような起伏を指す言葉。
手の甲の骨とか動脈みたいな、なめらかなのに筋張っている清々しい壮大さが好きなのだけれど、あれをなんと表現するのかわからない。
山肌、というと山の地肌、岩とか土とか露出している部分を指すのだって。
あ、山腹…?これが一番近いのかな…?
空気の澄んだ日に陰影が美しくて、あぁ私はこういう景色が好きだったなと思い出す。
雪で縞模様みたいになるのもまた素敵ですね。
真っ白もいいけど白黒のコントラストは引き締まっていて良きです。
枕草子みたいになった。
- トラップ
- 理想はね
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2023.09.29 Friday
決断力と思いやりと、あとなんかひとつ、理想の人間像があるという話をしてたのだけど、
「ケツダンリョクってケツ(尻)断力のイメージしか浮かんでこない」
とのいなされ具合が平和で幸せだなぁって思った話。ぶった切ってるらしい。
切ったところで割れてるし、と返せる余裕が今の自分にあるのが幸せだなぁと思うし、くだらない話で笑えるの幸福。
こういう時間幸福、とこぼしたら「こんな話が幸福に広がっててびっくり」と。
これもまたひとつの理想系かもしれない。
決断力も思いやりも足りなくてもしゃーない。
ケツ断力なんてくだらない発言からふわっと幸福感じてしまうのちょっと悔しい気もするけれど、要は内容じゃないってことなんだね。
- 飛行機乗りたい
- わかりにくい写真だけど
- 克服じゃない、更新だ
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2023.08.21 Monday
ちょっとだいぶトラウマになっている人間関係というものがあって、でも消えてほしくない人間関係も絡んでいるから参加した飲み会。
結論、行って良かった。トラウマ部分に触れずにすむ人数、消えてほしくない人間関係の心地よさを感じられる時間。
トラウマ部分のその濃度が薄れるわけではないけれど、少なくとも濃度は時間に埋もれていく予感がある。そして消えてほしくない心地よさはまた少し更新されて、自分の中にあるバランスが正常値に近づいている。
存在感がどうしても大きくて忌避してしまいそうなトラウマも、それ以外の部分に目を向けてみれば、そんな事に行動を決定づけられる方が悔しくて、その判断が間違ってなかったこの満足感は惰性で2次会に行かなかったことから導き出された結論だろうと思います。
あぁおとなになったなぁと、また一歩、感じている。
- ぁ(開口)
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2023.07.13 Thursday
今週は月曜からずっと今日は金曜日なんじゃないかって諦めがつかない感覚で通勤していた。
あした、やっと金曜日なんだな。
もうちょっとすれば8月で、今年は和歌山に旅行するつもりです。
今週は週半ばに歯医者というビッグイベントがあったのがいいメリハリになった。
歯石をガリガリ削ってる時に歯石のこととか歯茎のこととか虫歯のことを講釈してくれるタイプの歯医者さんは初めてでした。
歯医者は数年ぶりだったのだけれど、磨きがいがあると言われた。冗談言えるタイプなんかい、と突っ込みたくなるような低いゆっくりトーンで冷静に話す先生。
引っ越してきたの、とか、前はどのあたりに住んでたの、とか、引っ越してくるまではそちらの歯医者さんで?、みたいな質問を挟んでくる。口を開けている人間と会話しようとするの面白かったな。微かに頷くとか視線で相槌をうつしん。滑稽。
痛みを感じたことに背中を押され、治療というより怒られる恐怖から逃げずに予約した転居先歯医者。これは正解だったなと思う。
- 些末でいい
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2023.07.05 Wednesday
最近あまり飢餓感がなくなってきたというか、
空腹なわけではないけれどアレたべたい、みたいなのがあまり発生しなくなってきた。のは、いいことなのだけれど、
まだ買い物欲が沸々。
特に欲しいものや食べたいものが思い浮かんできているわけでなく、なんか買い物の必要なかったかな、とか考えてしまう。
これでお店に入ろうものなら不要な出費をしてしまう。
物欲とはちょっと違うんだろうな。浪費したいわけでもなく、購入という行為がしたい、に近い。
お得感を得たいのかな。でも損に片足突っ込んでると思うんだその欲求って。思いがけず得るのがお得感だものね。
たぶん飢餓感緩和の副作用みたいなものだと思う。
満たされているって自覚して治療。